塗料が接着しやすいように塗布する面を研磨します。 塗布する個所の全面を電動のサンダーまたはやすり(耐水ペーパー)等で表面を研磨してください。 番手は「粗め」または「中目」(#80〜400前後)で研磨します。 細かい番手で研磨するほどきれいに仕上がりますが、多少粗目でも接着します。 施工面積に合わせ作業性を考慮した番手をお選びください。 削ってでた粉末を塗布面に残さず処分し、アセトンや洗浄剤などで洗浄します。 ゴミや水分が付着している上に塗料を塗るとうまく硬化しないので注意が必要です。
(※この工程を怠るとトップコート/ゲルコートがうまく接着せず、剥がれることがあります) ※硬化後のノンパラタイプ樹脂の上から直接塗布する場合はこの工程は不要です。
【プライマーについて】 塗布面がFRP材質である場合、しっかり研磨さえすれば、下地材なしで接着します。 しかし、研磨後も塗布面が荒れている場合、あるいはFRP材質以外に塗布する場合 (金属・木・コンクリなど)はFRP用プライマー樹脂の塗布が必要です。
・プライマー樹脂の塗布手順 硬化開始時間は硬化剤添加後20分後になるので、500g〜1kgの小分けにして硬化剤を 添加し少量ずつ塗布していきます。
硬化剤は樹脂に対して1パーセント前後添加目安です。例) 樹脂1kgに対して硬化剤10g 塗布完了からおよそ半日から1日程度待って表面が乾いたのを確認してから手順2に進みます。
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