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Q1. 樹脂などのインパラとノンパラとは何ですか?
A1. 表面が空気と触れあわない「重ねる部分」に使う=ノンパラ
表面(空気と触れる部分)「仕上げの部分」に使う=インパラ
インパラとノンパラとは、パラフィン(空気乾燥材)が入っているかを意味します。
インパラはパラフィンが入っている、ノンパラは入っていないという意味です。
パラフィンが入っている(インパラ)樹脂は、硬化後パラフィンワックスによって
表面がコーティングされるので、「ツルツル」した表面になります。
反対にパラフィンが入っていない(ノンパラ)樹脂は硬化後もべたつきます。
この特性により用途が変わってきます。
ノンパラ樹脂は硬化後も表面がべたつくため表面の接着性がよいです。
こういった特徴から、
ノンパラ樹脂は「マットやクロス等を何層にも重ねる時に使う樹脂」となります。
一方、インパラタイプは表面がコーティングされるので、上から積層されるものとの
接着性が良くありません。
そのかわり、直接空気と触れあう表面部分(最後の仕上げ部分)に積層すると、
ほこりやゴミといった小さな汚れから、雨や風などの気候環境による劣化から防いだり、
防水するといった効果があります。
要するに、インパラは表面が空気と触れあう「仕上げ」の部分、
ノンパラは空気と触れ合わない「マットやクロス類を重ねる」部分に使うのが基本です。
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Q2. ゲルコートとトップコートの違いを教えてください。
A2.上から別の塗料を塗る予定の場合 = ゲルコート
離型剤を型枠に塗り、型枠から剥がす成形をする = ゲルコート
そのまま仕上げの塗料として使いたい = トップコート
ゲルコートとトップコートとはFRP製品を保護したり、見栄えを美しくするためのFRP塗料です。
ゲルコート製品(ゲルコート仕上げ)の塗装を塗り直したい場合や、自作のFRP製品を塗装したい場合に使用する塗料は、単純にゲルコートで仕上げればよいわけではなく、「どのように塗装を仕上げるか?」によって変わってきます。
一般的にゲルコート仕上げと呼ばれる製品は、表面にワックス(離型剤)を塗った型から脱型(離型)して成形されています。
この離型剤のワックスにより、ゲルコート製品はFRP独特の光沢があり、美しい製品になるわけです。
ゲルコート自体にはワックスが入っていないノンパラなので、普通にハケ、ローラーまたはスプレーガンで塗布した場合は硬化後もべたつきます。
普通に製品をハケやローラーまたはスプレーガンで塗装をしたい場合はゲルコートにパラフィンワックスが入ったトップコート(インパラ)と呼ばれる塗料で塗布します。
トップコートは硬化後に表面がパラフィンでコーティングされるので、硬化後もべたつきません。
クリアを吹き付ける必要もないので、普通にFRP製品を塗装する場合はゲルコートではなくトップコートをご利用ください。
また、トップコートは表面がワックスでコーティングされるため、上塗りができません。
ウレタン塗料等、別の塗装で製品を仕上げる場合はFRP材を保護する下地としてゲルコートをハケ、ローラースプレーなどで塗布します。
ゲルコートは硬化後もべたつき、接着性もよいのでそのままご希望の塗料を塗布して完成です。
最後に、離型剤を型枠に塗って脱型して製品を成形する場合に使用する塗料はゲルコートです。
型枠に離型剤を塗布し、乾かした後に「ゲルコート」→「FRP材(マットやクロスと樹脂など)」の順番で積層して脱型します。
(この方法は型枠の精度やFRPの経験など、ある程度の技術が必要です。)
このように、ゲルコートとトップコートには違いがあります
一般的に「ゲルコート仕上げ」など「ゲルコート」という言葉が多く使用されているケースが
多いので、塗装の塗り直しを希望されるお客様の中には誤ってゲルコートを購入され
るお客様もいらっしゃいます。
商品をお間違えにならないよう、上記の違いにお気をつけください。
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Q3.屋外でのトップコート塗装後、一日以上たっても表面が「ベタベタ」します。
プラマーレのトップコートはちゃんとパラフィンが入ってますか?
A3. 当店のトップコートはもちろんパラフィン入りです。
夏の屋外での施工では、直射日光が当たり施工面が30度以上になる場合があります。
30度以上の高温になるとパラフィンは空気乾燥しにくくなり、表面に浮き上がりにくくなります。
曇りの日や、夕方時の"直射日光が当たらない風通しのいい環境"でトップコートが
硬化すると、表面がベタつきません。
Q4.木枠やコンパネで箱を作り、その上からFRP材を張って、箱を防水にしたいです。
どの材料が必要ですか?
A4. 「FRP用プライマー」「ガラスマット」「不飽和ポリエステル樹脂(ノンパラ)」
「トップコート」「硬化剤」が必要です。
FRP材と木やコンパネは基本的に接着性が悪いので、接着剤として専用のプライマーを塗ります。
その上から「ガラスマット」を張り、樹脂を積層していきます。
最後に、「マットと樹脂」でできたFRP材の劣化防止(保護)をするために、上からトップコート
を塗布すれば防水完成です。
ガラスマットは#380がお勧めですが、#380は薄くガラス繊維が剥がれやすいので、
慣れていない方は若干厚手の#450のマットでも問題ないです。
マットと樹脂を何層にするのかですが、防水目的なら1層(1プライ)でできます。
しかし、箱の強度が木枠やコンパネのみが担う場合や、防水をしっかりしたい場合は、
2〜3層(プライ)がお勧めです。
また、屋外で使用される場合は箱の外側もFRPで保護しないと、木やコンパネが
腐食していきます。
こちらも、強度を出すなら、2〜3層(プライ)の積層がお勧めです。
プラマーレでは上記防水材料をお得なセットにして販売しております。
実際にFRP製の水槽や生簀を扱うプロの業者に販売された同等の製品ですので、
ぜひお試しください。
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Q5.トップコートの塗り方と作業手順を教えてください。
A5. 以下作業手順です。
(※トップコートはシンナー類などで希釈せずに通常のまま塗布します。)
1. 硬化剤添加後30分以内に積層しなければならないので、
トップコートを500g〜1kgに分けにして準備します。
2. トップコート使用容量に対して付属の硬化剤を1〜2パーセント添加し撹拌します。
(この時点で硬化が始まるので急いで3の工程に入ります。)
3. 硬化剤添加後から30分以内にハケやローラーで積層していきます。
4. すべて塗り終わったら、また小分けにして1〜3の工程で塗布していきます。
5. 塗布完了後、1日から2日程度で硬化します。
※気温によって2日たっても硬化しない場合があります。
水が触れる製品に塗布した場合は必ず完全に硬化したかをよく確認してください。
コンパウンド(#1000前後の細め)で磨くと艶が出ます。
注意点
硬化剤添加後30分以内に塗布を完了させなければならないので、
必ず事前に用具の準備や計画を立ててから塗布してください。
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Q6.ゲルコートの塗り方と作業手順を教えてください。
A6. 以下作業手順です。
(※ゲルコートはシンナー類などで希釈せずに通常のまま塗布します。)
1. 硬化剤添加後30分以内に積層しなければならないので、
ゲルコートを500g〜1kgに分けにして準備します。
2. ゲルコート使用容量に対して付属の硬化剤を1〜2パーセント添加し撹拌します。
(この時点で硬化が始まるので急いで3の工程に入ります。)
3. 硬化剤添加後から30分以内にハケやローラーで積層していきます。
4. すべて塗り終わったら、また小分けにして1〜3の工程で塗布していきます。
5. 塗布完了後、1日から2日程度で硬化します。
注意点
硬化剤添加後30分以内に塗布を完了させなければならないので、
必ず事前に用具の準備や計画を立ててから塗布してください。
ゲルコートの上から塗料を塗布する場合は必ずゲルコートの硬化を待ってから塗布してください。
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Q7.発泡スチロールの上から樹脂やマットを積層したいのですが、
発泡スチロールを溶かさない樹脂はありますか?
A7.発泡スチロールの上から樹脂やマットを積層する場合は、発泡スチロールを溶かさずに積層できる「発泡スチロール用樹脂」を下地に使用すればFRP材を積層することができます。
使用手順は発泡スチロ−ル面に直接「発泡スチロール用樹脂」を積層します。
「発泡スチロール用樹脂」硬化後に上から樹脂(ポリエステル樹脂、エポキシ系樹脂等)
やマットを積層すれば、発泡スチロールを溶かさずにFRP材を積層することができます。
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Q1.古くなったFRP水槽・生簀の塗装を塗り直したいです。また、小さくヒビ割れもあります。
色の塗り直しとヒビを埋めるにはどうすればよいですか?
A1. 色の塗り直しは「トップコート」を使います。
既存の塗装は表面がワックスでコーティングされているので、上から塗っても接着性が悪く剥がれてしまいます。
必ず、電動のサンダー等で「粗め」→「細目」の順で研磨し、ワックスを落としてから
トップコートを塗ります。
「ヒビ」に関してですが、プラマーレのトップコートは補修効果もあるので、小さな「ヒビ」であれば、
そのまま塗布するだけで、塗り直しと補修が同時に完成できます。
どうしても気になる程の大きな「ヒビ」であれば、「ポリパテ」で「ヒビ」を埋めてから、
表面を平らに研磨して、トップコートを塗布します。
プラマーレでは様々な色のトップコートをお取り扱い中です。
お好みの色を調色することも可能ですので、ぜひご覧ください。
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Q2. 水槽の劣化が見られるので、「ガラスマットと樹脂」で補修したいです。
水槽にFRP材を直接張っても上手く接着しますか?
A2. 基本的にFRP素材同士は上手く接着することができますが、
水槽等のFRP成形物は劣化防止のため、表面がワックスでコーティングされています。
そのため、そのままFRP材を貼っても接着性が悪いです。
接着性をよくするために、表面をサンダーなどで研磨しワックスを落としてから、
「ガラスマットと樹脂」を積層していきます。
FRPに慣れていない方や、施工物の形によっては、傾斜面や垂直面にマットを
張るのが困難な場合があります。そういった場合は、接着剤の働きをする
「FRP用プライマー」を接地面に塗布すると、効率よく作業ができます。
ガラスマットの番手は「#380」、樹脂は「ノンパラタイプ」を使い、1層(プライ)でよいでしょう。
より強固にしたい場合は2層(プライ)でもOKです。
最後に仕上げの塗装と、「樹脂とマット」でできたFRP材を保護するために、
「トップコート」を塗布して完成です。
プラマーレではこれら補修材料をセットにして販売しております。
便利な「水槽・生簀補修一式セット」はこちら
Q3. FRP水槽・生簀を自作しています。どのような塗料を使えばよいでしょう?
A3. 水槽や生簀の塗料は作り方によって異なります。
代表的な作り方は木やコンパネ等で型枠を作り、その上から覆うようにFRP材を積層するやり方が一つ。もう一つは作成した型枠に離型剤を塗り、その上からFRP材を積層し、型枠から外すというやり方が一般的なやり方だと思います。FRPに慣れていないビギナーの方は前者のFRP材をくるむ方法が上手くいくと思います。後者の離型する方法は型枠の精度が必要という点と、離型剤を使う作業になるのでFRPの経験や慣れが必要です。 問題の塗料ですが、型枠をFRP材でくるむ方法で使用する塗料は「トップコート」を使います。 離型剤を使用する方法はゲルコートを使います。
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Q1. 船・ボート・ヨットのデッキを塗り直したいのですが、どの塗料を塗ればよいですか?
A1. 「トップコート」を塗ります。
トップコートは硬化後パラフィンワックスが浮き上がり、表面をコーティングします。。
このコーティングが、雨や雪からの劣化を守る「耐候性・耐久性」の効果を生み出します。
デッキなどに関わらず、外装や船底の塗料にトップコートを塗ることができます。
塗布方法は、希釈などせずそのまま一回塗りで塗布していきます。
また、当店のトップコートは強力なタイプなので、小さなひび割れなら、
塗るだけで補修してくれる効果もあります。
ダメージの大きい「ひび」の場合は、パテで埋めた後に、表面を平らに研磨し、
トップコートを塗ります。
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Q2. トップコートの塗布の仕方を教えてください。
A2.まず最初に、電動のサンダーやペーパー等で古い塗料を研磨して落とします。
ある程度平らにしてから、トップコートを塗布していきます。
気温に応じて、説明書に書いている硬化剤添加量を添加し、塗布してください。
注意点として、FRP塗料は水や油分が塗布面に付着していると接着しません。塗布面が十分に乾燥していることを確認してから、塗布してください。
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Q1. 領収証の宛名は指定できますか?
また、代引き手数料を差し引いた金額で発行してもらえますか?
A1. はい、可能です。
通常当店では手数料を含めた金額で領収証を発行しております。
ご希望の方はご注文時の備考欄(ご住所などの記入画面の下部にあります。)から、
「手数料なしで領収証希望」とお知らせください。
Q2. 事業主なのですが、複数購入を考えております。 お値段の融通はききますか?
A2. プラマーレでは、法人・事業主のお客様に事業応援特別価格にて商品を販売しております。
複数購入はもちろんのこと、1個口から特別価格で購入可能です。
ご相談に関しては、御社のご住所・代表者名・担当者名・簡単な事業内容の説明(1〜3行程度で結構です)
をお知らせいただければ承ります。
ご購入に関わらず、お見積だけでも良いので、こちらからお気軽にご連絡ください。
Q3. 個人ですが複数購入を考えています。お値段の融通はききますか?
A3. 個人の方にはプラマーレ会員割引をご用意しております。
入会料・年会費等はすべて無料で、入会時点から会員特別価格でご利用いただけます。
入会方法はご注文時のお客様情報入力画面の最下部「会員登録する」に
チェックを入れていただくだけで完了です。
さらにプラマーレでは4個以上の商品同時購入で割引もいたします。
ショッピングカートからのご注文では承ることができませんので、
お求めのお客様は直接こちらからご連絡ください。
Q4. インターネットで買い物をしたことがありません。
上手く注文できるか不安です。
A4. ご注文方法はこちらをご参考ください。
インターネットでのご注文が不安な方はお電話・FAXでのご注文も承ります。
お電話番号:011-709-0900(平日AM10:00からPM4:00まで)
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